今話題のSNSであるBlueskyをPCで使い始めたいと考えている方へ、この記事ではWebブラウザを使用してPCで登録する方法について解説します。
2024年2月6日よりBlueskyは招待コードなしで誰でも簡単にアカウント作成が可能になりました。
この変更により、より多くの人々がBlueskyのコミュニティに参加できるようになり、登録者数が激増しているとのことです。
本ガイドでは、PCからBlueskyにアクセスし、新しいアカウントを作成するプロセスをステップバイステップで説明します。
また、PC版Blueskyの特徴と、それがモバイルアプリ版とどのように異なるかについても触れます。
Blueskyを最大限に活用し、分散型SNSという新しいプラットフォームを体験するためのガイドとして、ぜひこの情報をお役立てください。
記事のポイント
- Blueskyの基本情報とX(旧Twitter)との違い
- PC版とアプリ版の主な違い
- PCでBlueskyに登録する手順
- Blueskyアカウントのプロフィール編集方法
Blueskyとは?PC版の使い方やアプリ版との違いを解説
- Blueskyとは?基本情報のおさらい
- 分散型SNSとは?BlueskyとXの違い
- Blueskyは招待コードなしでアカウント作成可能に!
- BlueskyはPC版(ブラウザ)とアプリ版の違いとは
- Blueskyは日本語表示できる?
Blueskyとは?基本情報のおさらい
BlueSkyはソーシャルメディアの革新を目指し、ジャック・ドーシー氏をはじめとするX(旧Twitter)の共同創業者たちによって発起された、画期的なSNSプラットフォームです。
その核心にあるのは、従来の中央集権型管理システムを脱却し、多様な管理主体が協働する「分散型」構造を採用している点にあります。
このモデルは個人やグループがそれぞれ独立してサーバーを運営できるため、結果として一元管理のリスクや権力の集中を避け、ユーザーにより大きな自由度とプライバシー保護を提供します。
文字ベースのコミュニケーションを主軸に据えつつ、ユーザー間のダイナミックな交流を促進するBlueskyは、既に300万人を超えるユーザーベースを確立しています。
この急速な成長は、新しい形のソーシャルネットワーキングに対する市場の高い需要を反映していると言えるでしょう。
分散型SNSという概念は、個々のユーザーが自らのデータをコントロールし、発言の自由をより確固たるものにすることを目指しています。
そのため、Blueskyは従来のSNSの枠を超えた、透明性と開放性を重視したコミュニティ形成の場として期待されています。
BlueskyのCEOは?
Blueskyの現在のCEOは、Jay Graber氏です。(2024年2月9日現在)
ジャック・ドーシー氏からの支持を受け、Blueskyプロジェクトを牽引しています。
Jay Graber氏は、分散型技術とソーシャルメディアの専門家であり、以前は暗号通貨Zcashのソフトウェアエンジニアとして活動していたと言われています。
分散型SNSとは?BlueskyとXの違い
BlueskyとX(旧Twitter)は、それぞれがソーシャルメディアの異なる側面を象徴しています。
主な違いを以下の箇条書きで具体的に解説します。
Blueskyの特徴
- 分散型SNS
Blueskyは、AT Protocol(Authenticated Transport Protocol)に基づいた分散型SNSで、非中央集権的な通信が可能。
これにより、ユーザー間の直接的なやり取りが促進される。
- 招待制の廃止
元々は招待制だったが、最近になってこの制限が撤廃され、誰でも容易にアクセス可能となった。
- 投稿文字数
投稿は最大300文字まで可能で、情報の密度を高められる。
- カスタマイズ可能なホーム画面
ユーザーは自分の好みに応じてタイムラインの表示をカスタマイズ可能。
- 検索機能
アカウントと投稿内容の両方を検索対象とする機能が備わっている。
X(旧Twitter)の特徴
- 中央集権型SNS
イーロン・マスク氏の買収後も中央集権型の運営が続いており、プラットフォーム全体の方向性が一元管理されている。
- 投稿文字数
投稿は1つにつき140文字までと制限されており、簡潔なコミュニケーションが求められる。
- DM機能
直接メッセージを交換する機能があるが、Blueskyではこの機能は提供されていない。
- ハッシュタグ機能
トピックやイベントを追跡しやすくするためのハッシュタグ機能がある。Blueskyではこの機能は提供されていない。
- 投稿後の編集
投稿後に内容を編集できる機能がある。Blueskyでは、投稿後の編集は不可能。
※2024年2月9日現在の情報です。今後変更される可能性が高いので、違う箇所があれば最新情報をご確認ください。
このようにBlueskyは、非中央集権的なアプローチと新しい通信プロトコルを採用し、ユーザー主導のソーシャルメディア体験を提供しています。
一方、Xは中央集権型の運営を維持し、伝統的なソーシャルメディア機能をユーザーに提供しています。
ユーザーの好みやニーズに応じて、どちらのプラットフォームも利用することが適切です。
BlueskyはPC版(ブラウザ)とアプリ版の違いとは
Blueskyは、アプリ版だけでなく、PC(ブラウザ)を使用してもアクセスできる便利なSNSです。
多くのユーザーがスマートフォンのアプリを通じてBlueskyを利用していますが、パソコンのブラウザからでも使うことが可能です。
ここではPC版とアプリ版の間にある主な違いに焦点を当てて解説します。
各版の特徴を理解することで、あなたの利用スタイルに最適な選択ができるようになります。
PC版では広い画面を使って快適に閲覧でき、アプリ版では移動中でも手軽にチェックできるなど、それぞれに利点があります。
BlueskyのPC版とアプリ版の違い
利用可能な環境
- PC(ブラウザ)版は、パソコンやスマートフォンのブラウザを使用して、https://bsky.app/ からアクセス可能である。
- アプリ版は、スマートフォンやタブレットに最適化され、iOS及びAndroidで利用可能な専用アプリが配布されている。
UI(ユーザーインターフェース)の違い
- PC版では、メニューが画面の右サイドに配置され、直感的なナビゲーションがサポートされている。
- アプリ版では、メニューが左上にある三の形をしたハンバーガーメニュー内に収められており、右上のアイコンからは返信の表示・非表示やリポストの制御など、細かい設定が行われる。
カバー画像の違い
- PC版とアプリ版では、カバー画像の表示に差が出る可能性があるが、詳細な違いは具体的には語られていない。
言語のサポート
- 2023年12月13日のアップデート以降、BlueskyのアプリUIは日本語で表示されるようになったが、一部には英語のままの箇所が存在する可能性がある。
Blueskyは招待コードなしでアカウント作成可能に!
Blueskyは、2019年にジャック・ドーシー氏によって発案され、その後ベータ版としてスタートしました。
2024年2月6日までは招待コードが必要でプラットフォームのユーザー数を少しずつ増やしていく戦略をとっていました。
この招待制はベータ版の期間中にプラットフォームの使用感や安全性をじっくり評価し、改善するための重要な手段でした。
この方法で初期段階のユーザーからのフィードバックを基に、サービスを段階的に良くしていくことができました。
徐々にユーザーを増やしながら安定した成長を目指すのは、新しいサービスにとって一般的なアプローチです。
しかし、2024年2月6日に招待制がなくなり、誰もが招待コードなしでアカウントを作成できるようになりました。
この変更は、Blueskyのアクセシビリティを大幅に向上させ、新規ユーザーが急増しました。
具体的には、この政策変更後にユーザー数が100万人以上増加し、合計で400万人以上のユーザーがBlueskyを利用するようになりました。
この変更によりBlueskyはより多くの人々に受け入れられるコミュニティとなり、その成長が期待されます。
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Blueskyは日本語表示できる?
Blueskyは日本語ユーザーにも配慮しており、そのユーザーインターフェイス(UI)は部分的に日本語化されていると報告されています。
具体的には2023年12月13日のアップデート以降、Blueskyのアプリ内UIで日本語表示が可能になったとの情報があります。
しかし、すべてが日本語になっているわけではなく、英語の表記も残っている部分があるようですのでご注意ください。
日本語に設定する手順は簡単です。
以下のステップに従ってください。
- Blueskyアプリを開き、「設定(Settings)」メニューをタップ
- 「基本(Basics)」セクションを見つけ、「言語(Languages)」オプションを選択
- 「日本語」または「Japanese」と表示されているオプションをタップして選択
この操作を完了すると、BlueskyのUIが日本語で表示されるようになり、よりスムーズにアプリを利用できるようになります。
ただし、設定を変更しても直ちに日本語表示が反映されない場合は、ブラウザのページをリフレッシュしてください。
Blueskyの使い方:PC版でアカウント作成する手順
- PC版のBlueskyでアカウントを作成する方法
- Blueskyアカウントのプロフィール編集方法
- Blueskyは電話番号なし登録できる?
- Blueskyは見るだけも可能?アカウント登録せずに投稿を見る方法
PC版のBlueskyでアカウントを作成する方法
Blueskyに登録するには公式サイトまたはアプリからメールアドレス、パスワードを入力し、アカウントを作成することができます。
登録手順はシンプルで直感的に行えるため、初めてのユーザーでも容易にアカウントを設定することが可能です。
1:Bluesky公式サイトにアクセスし、【新しいアカウント作成】をクリック
2:ホスティングプロバイダーをデフォルトの【Bluesky Social】を選択
3:メールアドレス、パスワード、生年月日を入力
4:お好きな【ハンドル名(handle)】を入力
5:「私は人間です」をチェック
次に興味のあるジャンルなどを選んでいきます。
【続行】または【スキップ】で進めてください。
メールアドレスの確認を求められる場合があります。その際は以下の手順で進めてください。
6:メールアドレスの確認画面が開いたら【開始】をクリック
7:表示されているメールアドレスを確認(変更する場合はChangeをクリック)
8:【確認メールを送信】をクリック
9:メールアドレスにBlueskyから届いた【確認コード】をコピー
10:先ほどコピーした【確認コード】を貼り付け
11:【パスワード】を入力して確認をクリック
Blueskyのホーム画面が開いたら完了です。
Blueskyアカウントのプロフィール編集方法
続いてプロフィールの編集方法について解説いたします。
1:ホーム画面の【ユーザーアイコン】のマークをクリックします。
2:【プロフィール編集】をクリック
3:お好きな【表示名】を入力
4:アカウントの【説明文】を入力
5:アイコン右下の【📷マーク】をクリックして画像を変更
6:カバー画像右下の【📷マーク】をクリックしてカバー画像を変更
7:最後に【変更を保存】をクリック
ホーム画面に戻り、変更箇所を確認して問題なければプロフィールの編集は完了です。
Blueskyは電話番号なし登録できる?
Blueskyでアカウントを作る際に電話番号が必要かどうかは、登録時期によって異なることが報告されています。
2023年の12月には、新しいアカウントを作るためには電話番号を使ってSMS認証を受ける必要があるとされていました。
この認証方法では、ユーザーが提供した電話番号に一時的な確認コードが含まれたメッセージが送られ、ユーザーはそのコードをウェブサイトに入力して本人確認を完了します。
しかしながら、2024年2月11日の情報によると、Blueskyのアカウント作成時に電話番号の登録やSMS認証を求められることはなくなっています。
これは、Blueskyが以前の招待制を廃止し、よりアクセスしやすい形へと移行した結果かもしれません。
また、SMS認証関連のエラーが頻発したことも、制度変更の背景にあると考えられます。
このため、現在では電話番号を使わずにBlueskyへの登録が可能になっています。
ただし、この情報は将来的に変更される可能性があるので、最新の情報を確認することが重要です。
Blueskyは見るだけも可能?アカウント登録せずに投稿を見る方法
Blueskyではアカウントを持っていないユーザーも公開されている投稿を閲覧することができます。
これは、特定のユーザーのプロフィールページや公開されているコンテンツを直接URLからアクセスすることで可能になります。
また、Blueskyの検索機能を利用して興味のあるトピックやユーザーを見つけることもできます。
ただし、フォローやリプライといったインタラクティブな機能はアカウントを持っているユーザーに限られます。
そのため、見るだけの使い方は情報収集や趣味のコンテンツ閲覧に適していますが、コミュニティへの積極的な参加を希望する場合は、アカウントの作成が推奨されます。
このようにして、Blueskyは柔軟な利用が可能なSNSであり、ユーザーは自分のニーズに応じて、アカウントを持つ持たないに関わらず、そのサービスを利用することができます。
また、日本語対応や分散型という特性から、国内外を問わず多くのユーザーに注目されており、今後の展開が期待されています。
BlueskyのPC版の使い方について総括
Blueskyは今後もユーザー数の増加が見込まれ、新しい形のコミュニケーションを提供することで、SNSのあり方を変革していく可能性を秘めています。
そのため、これからSNSを始める方や、新しいプラットフォームに興味がある方にとってBlueskyは魅力的な選択肢の一つと言えるでしょう。
興味を持った方は、ぜひこの機会にアカウントを作成してみてはいかがでしょうか。
以下、記事のポイントをまとめます。
まとめ
- Blueskyはジャック・ドーシー氏らが立ち上げた新しいSNSである
- 現在のCEOはJay Graber氏
- 分散型SNSとして非中央集権的な通信を可能にする
- 招待制は撤廃され、誰もがアクセスしやすくなっている
- 投稿は最大300文字まで可能である
- ユーザーはタイムラインの表示をカスタマイズできる
- Xでは140文字の投稿制限があるが、Blueskyでは300文字まで投稿できる
- BlueskyにはDM機能やハッシュタグ機能がない
- 投稿後の編集はBlueskyではできない
- 2024年2月6日からは招待コードなしでアカウント作成が可能になった
- PC版とアプリ版では利用環境やUIに違いがある
- PC(ブラウザ)版はhttps://bsky.app/からアクセスできる
- アプリ版はiOS及びAndroidで利用できる専用アプリがある
- BlueskyのUIは日本語表示に対応しているが、一部英語のままの箇所がある
- Blueskyはアカウントなしでも公開投稿を閲覧できる